我が子の睡眠時間
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170410-00010000-yomidr-sctch
「夜9時には寝かせたい」
私だってそう思っている。
でも仕事終わったら夕方6時。
誰よりも早く会社を出て、駐車場まで走って、急いで迎えに行っても、保育園のお迎えは我が子が1番最後。
上の子の学童のお迎えは間に合わないので実家の両親と妹にお世話になりっぱなし。
帰宅したら7時。
持ち帰った荷物を片付け、お風呂掃除、お米を研いでセットして、グズる下の子に少し食べさせテレビやおもちゃで気を紛らわせ、上の子の音読を聞き、学校からのプリントや宿題を見つつ、急いでご飯の準備。
途中でトイレに行きたくなったりしても、下の子の視界に入ってしまうとグズりスイッチON!になって、ご飯の支度が滞るかも…とトイレも我慢。
何時に帰るかイマイチわからない夫をなんとなく待ちながら料理を仕上げるとだいたい8時。
(予め遅いとわかっている時なんかは当然待たずに食べる)
下の子の口に運びながら自分も食べる。
さっさと食べ終わって片付けたいけど子供たちはマイペース。
で、結局9時。
まだ誰もお風呂にも入ってない…
9時就寝…
ハードル高過ぎます。
でも睡眠が大切なのは今すごく身にしみて感じている。
上の子が3歳〜6歳の頃は仕事が忙しくて、終わるのが夜の10時や11時だった。
もちろん保育園のお迎えには行けないので実家頼りの日々。
夜の10時や11時に会社を出て実家に娘を迎えに行き、自宅まで戻るということは、さすがにできなかったので平日は実家に居座り続け、自宅に帰れるのは週末だけ。
ママとしかお風呂に入りたくない!娘を冬は1日2日なら入浴させるの諦め、夏はさすがに毎日入らないと不衛生なので夜中の12時とか酷ければ1時とかに寝ているところを無理矢理お風呂場に連れて行って洗う。
少しでも寝かせてやりたいので自分を全て洗ってからバスタオル巻いて娘をリビングに迎えに行く。
抱きかかえ服を脱がせ、毎回泣き叫ばれ、こっちも泣きたくなる。
朝が早い父を起こしてしまわないか、そもそもこんな大声で泣かれてたらご近所迷惑じゃないか、そんなことを思っているとつい「静かにして!」眠たくて仕方がない娘に懇願してしまう。
すごく遅くなってしまった時や、どうしても身体がしんどい時は、次の日の朝いつもより早めに起こしてシャワーをさせる。
自分は服を着たまま。
その時も娘は眠くて泣く。
今思えばある意味虐待だと思う。
そして今も後遺症で苦しめている、と。
この春、小学3年生になった娘はハッキリ言っておバカである。
子供の睡眠の大切さを説かれる度に胸が苦しくなる。
仕事に忙殺された日々を呪ってしまう。
この子の集中力のなさは幼い頃の睡魔不足せいだと割と本気で思っている。
取り返しのつかないことをしてしまったと思っている。
政府には共働きの弊害にも、もっと目を向けて欲しい。